「オルソケラトロジーのメリット・デメリット・注意点」お役立ち記事
次に、オルソケラトロジーによる視力矯正のメリット・デメリットをみていきましょう。
【オルソケラトロジー メリット】
☆自身の裸眼視力で生活を送れる
☆おもに未成年の近視の進行の抑制効果がある
☆着用を中止すれば元の角膜の形に戻せる
☆適用年齢が幅広く、7〜60歳くらいまでOK
☆長い目で見ると経済的である
☆取り扱い方はハードコンタクトレンズと同じ
☆視力矯正器具による不快感がない
☆おもに就寝中に装用するため、ゴミが入るなどのトラブルが少ない
☆度入りのため、昼間の装用も可能 など
【オルソケラトロジー デメリット】
☆装用開始時には視力が不安定になるケースがある
☆就寝前にレンズを着用しなければならない
☆角膜の形状、眼病、度数によっては治療できない場合がある など
以上のように、オルソケラトロジーによる視力矯正は、明らかにデメリットよりもメリットが勝っているといえます。アメリカでも、安全性について問題はないと認定されています。現に、アメリカの100万人以上のオルソケラトロジーコンタクトレンズ利用者からも、トラブル報告はされていないとのことです。ただし現在、国内ではまだ認可されていない視力矯正法です。
どんな視力矯正法にもかならずメリット・デメリットの二側面があります。しかし、個々のライフスタイルによって、何がメリットで何がデメリットなのかは人それぞれです。信頼できる眼科医のもとで、もっともご自分に適した視力矯正法を見つけましょう。
【オルソケラトロジーの注意点】
オルソケラトロジーは、便利な視力矯正法。でも、それを行うにあたって、気をつけなければいけないことがあります。その気をつけなくてはいけないこととは?
☆就寝中のレンズ装着時は、うつぶせ寝は避けましょう。
とはいっても、寝相だけはどうしようもありませんが、まぶたに圧力がかかると、せっかく黒目の中心に位置するレンズがズレてしまうおそれがあります。うつぶせ寝がクセになっている方は、眼科医に相談するか、もしくは仰向けに寝るクセをつけましょう。
☆毎日のレンズケアを怠らないようにしましょう。
オルソケラトロジー用のレンズは特殊形状をしていますが、お手入れ方法はハードコンタクトレンズとまったく同じ。ハードコンタクトレンズは乾燥に大変弱いため、洗浄液へ浸すことだけは忘れないようにしましょう。洗浄液のストックは常に多めに準備しておかなければなりません。
☆定期健診を欠かさず行いましょう。
毎日丁寧にレンズケアをしていたとしても、わずかな確率ではありますが、合併症や眼病を引き起こす場合があります。自覚症状のないケースも多く、症状に気付いたときには重篤な症状になっていた、ということも。かかりつけの眼科医に言われたとおり、定期的な検診を忘れないようにしましょう。
☆レンズの装用期間を守りましょう。
これはほかの種類のコンタクトレンズと同じで、定められた装用期間を超えると、雑菌の繁殖が起こりやすくなり、眼病の原因にも繋がります。「数日くらいオーバーしても大丈夫だろう」という安易な考えで、試用期間を引き延ばすのは絶対にやめましょう。